カテゴリ:DIARY( 70 )

格差

元同僚を家まで送って行く道中、いつも必ず通るR/A(ラウンドアバウト=ロータリー)がある。
このR/Aにはほぼ一日中パシュトゥーン人たちがたむろしている。
彼らはカタル人からビザだけを貰い、仕事は自分たちで探せと言われた日雇い労働者。こうやって日がな一日R/A脇に座って、手っ取り早く手が欲しいゼネコンの下請けや個人がくるのを待っている。

今夜は、脇の標識にもたれかかるようにして眠る年配者の姿が目に入った。
助手席に座ったパキスタン人が言う、「自分たちはなんて恵まれているんだろう」と。
ついさっき、小奇麗な食堂で夕食を食べたところだ。そして今は安心して眠れる寝床へと向かっている。

日々の食事と睡眠、少しの休息、そして見合った対価を得られる仕事。
それらすら手に入らない人たちがいる。

上見て暮らすな、下見て暮らせ。
亡くなった祖母がいつも口癖のように言っていた。

それは恵まれていることに(良い意味で)満足しろということだ。

先進国と呼ばれるような所からこの国へ来た人たちの多くは、彼らをただ「かわいそう」と言うだけ。自分たちがいかに恵まれているかについては触れることなく。カタル人たちにこき使われてかわいそうと言う。それこそが傲慢だと、彼らは気づいていない。
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by mohtakec | 2012-12-11 02:37 | DIARY | Comments(0)

情弱?

今朝の新聞。
「カタルの国旗を粗末に扱ったり侮辱した者は、6ヶ月の服役および10万リヤルの罰金に処す」という法律が議会で承認された。

でもこのニュース、英字新聞には一切載っていない。
こういう情報こそ、外国人が知っておかなくてはいけないはずなのだが。
恐らく一日遅れで掲載されるのだろうか。

当地ではアラビア語新聞と英字新聞では掲載される記事に大きな違いがある。
地元密着のニュースはアラビア語紙でなければ殆ど分からない。それぞれの読者層を考えれば当然と言えばそうなのだが。

少なくとも、英字新聞を読んだだけで、カタルや湾岸について深く言及するのは止めたほうがいいと思う。
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by mohtakec | 2012-12-04 13:44 | DIARY | Comments(0)

終わりの始まり

昨日のトンネル崩落事故の件は、当地の今朝の新聞でも報じられていた。
なんだか色んな事が音を立てて崩れていく。

一方でこの事故に絡んで、某社の車が生還したのは素晴らしいとか、いやいやそいつは周りの車を押しのけて逃げたんだとか、そういう本題とは関係のない話で盛り上がる一部の人間の存在が、今の日本を象徴しているような気がする。

ニュースさえワイドショーのようにしてしまうメディアと、それを鵜呑みにして踊らされる人たち。

どんな国・地域でも、都市を離れるに従って、一個人を取り巻く世界は狭まっていく。意識は常にその内側にしかないから、世界というものの広さを体感的に測ることができない。
「世界」という社会の中で、日本は今やそんな立場になっているのではないだろうか。
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by mohtakec | 2012-12-03 13:49 | DIARY | Comments(0)

Camel Race Track

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昨日は知人を連れてラクダレース場へ。
今がシーズンだが、到着したのが午後遅かったため、既にレースは終わったあと。
コース上ではラクダたちが練習を兼ねた散歩をしているところだった。
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by mohtakec | 2012-11-10 16:14 | DIARY | Comments(0)

Return to the home

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今年のハッジも何事も無く無事に終了。
一週間ほど前にドーハへ戻り、もう既に日常が再び始まっている。

いつもなら、帰国してもしばらくはハッジの余韻を引きずって、あれこれ思い出したり、来年はこうしようと策を練ったりするのだが…今回は自分でも驚くほどアッサリしている。

もうこの光景に出会うことは二度とないのかもしれない。
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by mohtakec | 2012-11-05 15:36 | DIARY | Comments(0)

始動

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ハッジ出発に向けて手続きが始まった。
まだビザは発給されていないので、確実なことは何も言えないけれど、少しずつ準備は進めている。

そんなタイミングで、新たなコロナウィルスが。
サウジアラビアを訪問したカタル人男性から、腎不全で緊急搬送された先のロンドンで発見。
同型ウィルスによってサウジ国内で既に二名の死亡例。

サウジも各国も巡礼中の発症や感染、拡大には相当神経を尖らせていくと思うが、このタイミングは非常に難しい。ワクチンも効かない。
恐らくメッカでは本部から出ないように指示が出されるのではと言われている。

例年になく命がけになりそうだ。
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by mohtakec | 2012-09-28 02:21 | DIARY | Comments(0)

Hajj

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今年も仕事での巡礼がほぼ決まった。
しかし、今年はカタルからの巡礼参加者数が例年の1/8に制限されるといった予期せぬ状況になっている。
それに伴って、使節団のメンバー選考にも若干の影響があるようで、同じ部署からは二名しか選ばれなかった。
これを根に持った同僚が、数日前から嫌がらせのような態度を取るようになっている。
特に実害はないのだが、ハッキリ言って気分が悪い。

彼とワタシは担当する仕事が全く違う。同じポジションを争ったというのならまだしも、ワタシが選ばれたことと彼が選ばれなかったこととは何の関係もない。だいたい団長が「要らない」と言ったのだから、団長に文句を言いに行けばいいのだ。

そんなこともあって、なんとなくスッキリしない今年の巡礼。
それでも二週間後にはメッカの地を踏んでいるのだろうか。
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by mohtakec | 2012-09-20 03:37 | DIARY | Comments(0)

Traffic Signal

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また何やらイスラームのことがニュースになっているようだ。
意図的に他人の嫌がることをやる人間は最低だが、あんな分かりやすい挑発に何も考えずに乗ってしまう連中もどうかと。

信仰というのは趣味嗜好の話ではない。どのサッカークラブが好きとか嫌いといった類のものではなく、ゆえに軽々しく話題に出してはいけない。宗教と政治の話題は絶対に持ち出さないのが欧州でのテーブルマナーと聞くが、それは賢明な判断だろう。

それはビジネスでイスラーム圏と関わる日本人にも言えること。
どんなに親しくなっても、宗教の話題だけは、ましてそれを信仰として共有していないのなら、絶対に触れてはいけない。
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by mohtakec | 2012-09-16 03:08 | DIARY | Comments(0)

going to the sea

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友達に誘われて、数年ぶりに北端の海へ。
彼の知人が所有するという木造船に、ワイワイガヤガヤと総勢20名近くで乗り込んで出航。

操舵や細々したことは使用人のインド人たち4名がやってくれるので、こちらは椅子にマッタリ座ったり、絨毯の上に寝そべったりしながらクルーズを楽しむ。

目的は、バハレーンとの国境ギリギリの付近に仕掛けた網。
3つずつ繋がれた網を10セットほど順に引き上げて、中にかかった魚や蟹を捕獲する。
今日は大型の白身魚ハムールが3匹かかっていた。

捕れた魚は船上で締めて、皆の遅いお昼ご飯に。
捕れたての魚の美味いこと、美味いこと。

日が暮れる頃には帰路に着き、港に帰ったのは出航から10時間後のことだった。
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by mohtakec | 2012-09-10 00:55 | DIARY | Comments(0)

花火

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by mohtakec | 2012-08-20 14:19 | DIARY | Comments(0)

カタル、タイ、時々ニッポン


by mohtakec