忠誠心

Doha Skyscraper

[ Fujifilm X-T1 / Fujinon XF 14mm F2.8 R ]

日本人の多くは良い意味でも悪い意味でも「八方美人」なところがある。
もう少し柔らかく言い換えるなら「柔軟性がある」という感じか。

そこまでいかなくとも、東アジア全般には「なぁなぁ」で何とかなってしまう、いわば「懐の深さ」があるように思う。

しかし、それはアラブやアフリカ、とくに部族社会の中では通用しない。
こと湾岸に来る日本人には、意味もなく変な自信に溢れた人がよくいる。曰く、自分は誰とでも仲良くなれると。
誰とでも仲良くなれる(=八方美人)は、ここでは嫌われる。日和見主義者としか見なされない。
それでも、表面上トラブルが起きないのは、結局「お客さん」だからだ。そういう意味では出稼ぎ労働者層とたいして違わない。彼らはローカル社会に立ち入ろうなどと考えてもいない。自分たちの共同体の中で暮らし生きていくことが相応であることを理解している。

お客さんであることを理解し納得して暮らすのならば何ら問題はない。
要は自分の立ち位置を知った上で、それ以上を望まないことだ。
それでも足を踏み入れるなら、そこから先は義務が発生することを忘れてはならない。
そして、その義務には一切の言い訳は認められない。外国人であろうと、掟を破るものにはそれ相応の反応が返ってくる。

その共同体に対する「忠誠心」というものを想像かつ実感できないのなら、そこへ踏み込むことはやめたほうがいい。
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by mohtakec | 2014-08-07 15:19 | ANYTHING ELSE | Comments(0)

カタル、タイ、時々ニッポン


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