遊牧民的人生 - a life as bedouin - qatar.exblog.jp

好きなリンク先を入れてください

砂漠と遊牧民に魅せられ、気が付けば在住18年の筆者が綴る、カタル、タイ深南部、そして日本。


by mohtakec
プロフィールを見る

人それぞれの


d0051702_10184658.jpg

ラマダーンも終盤を迎えた頃、例年通りのタイに帰省。

滞在中は親戚周りで忙しい。
昨日はおばあちゃんちから、お義父さんの叔父さんちへと訪ねて回る。
叔父さんは病気で寝込んでいて、その骨と皮だけになった姿に、ふと、この人は一体どんな人生を送って来たのだろうと。
二人の娘、一人はマレーシアに嫁いでいき、もう一人は精神障害を負っている。人生の終焉がヒタヒタと足音を高めながら近づいてくるのを、叔父さんはいったいどんな気持ちで眺めているのだろうか。

私は自分ならぬ誰かの生きる姿に、車窓から見える家々の明かりの一つ一つに、自らが選ばなかった、あるいは選べなかった人生を重ねてしまう。

そうやって、当たり前のように自分と同じ、決して平坦ではないこれまでの時間の膨大さに疲れ果てる。

人一人が抱え込める他人の人生なんてたかが知れている。それでも、私は誰かにもう一人の自分を探すことを止めることはないだろう。
[PR]
# by mohtakec | 2017-06-27 09:33 | Comments(0)

近況


d0051702_18412146.jpg
 昨日も嫁さんと二人でハイパーマーケットへ。
 インド系資本の中では常に客数も多く、比較的商品の回転が早い店だ。
 欲しかったもので見つからなかったのは、ラバン(ヨーグルトドリンク)、100%ジュース、鶏肉といったところ。

 鶏肉は国産品が危機以前から出回っているが、出荷量が少ないところへ大量に客が買っていったために品切れになっている。恐らく棚卸しのタイミングに合えば手に入るだろう。
 ラバンは国産が元々少なかったこともあり、並んでいるのはトルコからの輸入品。数社あるようだが、どれも塩入りタイプなのが個人的には残念。
 同じく牛乳もフレッシュなトルコ産が並んでいるが、価格が高めなせいかあまり売れている様子はなく、いついっても棚にぎっしり並んでいる。
 長期保存のできるロングライフ牛乳は全く見当たらなかった。
 100%ジュースもこれまで殆どがサウジかUAE産だったため、棚は空っぽになっている。

 野菜や果物はイラン産やモロッコ産が並べられており、見た感じは今まで通りに賑やか。
 ただ、以前のオマーン産やヨルダン産に比べると、空輸されていることもあってか値段が倍近い。

 危機発生時点のような買い占め、買いだめは見られなくなった。
 当初危機感に煽られて買い占めしていた人の殆どがフィリピン人だったような気がする。インド人なども見かけたが、カート山積みに買っているような人はいなかった。出稼ぎとしてもまだ新参者のフィリピン人は、こういう事態に慣れていないのだろう。



[PR]
# by mohtakec | 2017-06-18 18:49 | DIARY | Comments(0)

栄光


d0051702_19141148.jpg
 Al Jazeeraなどの関連ニュース更新も昨日と今日は少しペースが落ちている。
 事態は膠着状態に入ったということか。



[PR]
# by mohtakec | 2017-06-17 19:20 | DIARY | Comments(0)

何でもない日


d0051702_23023693.jpg
 今日は金曜日ということもあってか、全体的に大きな動きはなさそうだ。

 スーパーマーケットなどは、ほぼ通常営業に戻りつつある。
 街中のあちこちで大きな国旗や首長の写真を見かけるようになった。
 これまでこんな光景は毎年12月のナショナルデーだけだった。
 みんなが内側からこの国を支えようとしている。

 駐カイロ大使が引き揚げたらしい。当然駐ドーハ大使も帰国するのだろう。
 国交断絶となれば当然大使館の完全閉鎖もある。現在7万人とも言われているエジプト国籍滞在者。パスポートの更新手続きなども出来なくなり、また直行便が飛ばないためにオマーンかクウェートを経由しなくてはならず、必然的に数が減っていくのではないかと思われる。

 長引くかもしれないが、それでも希望はあると信じたい。

[PR]
# by mohtakec | 2017-06-16 23:18 | DIARY | Comments(0)

食料事情



昨日は夜の仕事の帰りに近所のルル・ハイパーマーケットに行ってきた。

妻に頼まれたものを買うためだったが、ついでに野菜売り場などをチェック。

野菜はイラン産が結構入っていたが、やはり値段はこれまでサウジやヨルダンなどから入ってたものに比べると割高。
モロッコ産のトマトはこれまで売られていたヨルダン産に比べるとほぼ倍の値付け。隣にあったインド産も同価格。
それから昨日見かけたイラン産はキュウリ、レタス、ズッキーニなど。

ずっと探しているヨーグルトドリンクはトルコの牛乳と同じメーカーのがあったが、アイラン(塩が入ってるタイプ)しかなかったので買わずじまい。
鶏肉は国産(Al Athba)がぼちぼち普通に手に入るような感じ。割高なレバノン産やトルコ産は売れ残ってるのをよく見かける。どうしても欲しい人しか買わないのだろう。幸い肉類、特にNZやオーストラリアからの輸入肉はこれまで通りの品揃えだし、羊肉などは既に国産品が多く出回っていることもあって、拘らない人たちはそちらに振り替えているのかもしれない。

卵はUAE産ブランドや、ルルのPB(UAE産)などが山積みに。
しかし、お得な感じのするLサイズが軒並み売り切れているところを見ると、恐らく在庫を一斉放出中だろう。
儲け一点張りで出し惜しみするよりはマシだが、今後の仕入れの段取りも付かない時点でそんなに出しきって大丈夫だろうか。
トルコ産の卵は以外に安く売られているが、あまりキレイとは言えないコンディションで、品質についてやや不安がある。

野菜などは空輸なのでどうしても割高になるのは仕方がない。
なるべく早く国産品を充実させて欲しい。これはカタルにとって国力を蓄えるまたとないチャンスだ。


[PR]
# by mohtakec | 2017-06-14 15:02 | DOHA | Comments(0)

貧者とは


d0051702_16252666.jpg
 ラマダーン月には様々なことが推奨されているが、貧者に施すこともその一つ。
 数年前までは、施しを期待した出稼ぎなどが、人が大勢集まる夜のモスクの入り口などに鎮座していたが、これは今では禁じられている。

 それでもモスクの駐車場などに潜んでは、カタル人などお金持ちそうな人物を狙って無心行為をする者が絶えない。
 私もその格好からターゲットになりやすく、外国人が大勢住むようなエリアのモスクで礼拝をするときは要注意。

 基本的にはそういう輩が近寄ってきても男性の場合なら無視。
 施しには報奨があると言われても、明らかに無心で食べていこうみたいなオーラを感じる相手にお金を手渡すのは抵抗がある。
 国に病気の妻が...というのも大概が嘘。もちろん、中には数ヶ月の賃金未払いで文無しという出稼ぎもいるが、そういう人たちは郊外の労働者キャンプや工業地帯のボロいアパートのタコ部屋住まいで、市内のモスクまで出てくるような機会がそもそもない。

 何かモノを売りつける相手なら、その代金として手渡すことはある。男性ならなんとしても糧を得る方法はある。
 そもそも本当に食うに困っている人たちは国の外に出ることさえできないのだから。

[PR]
# by mohtakec | 2017-06-13 17:04 | ANYTHING ELSE | Comments(0)

不安


d0051702_17523386.jpg

 状況は膠着状態が続いている。救いなのはカタル側が反撃の態度をまだ見せていないことか。
 ただ、先日のテヘランでのテロ事件に絡んで、様々な憶測が飛び交っており、これに呼吸を合わせるかのようにトルコやイランからのサウジ側に対する非難の声が大きくなりつつあるのは気がかりだ。

 気がかりといえば、サウジの出方だ。
 昨日はサウジのメッカへオマーン航空を使って小巡礼に向かったカタル人家族が、ジェッダの空港で足止めされ、「カタル人がハラムモスク(カアバ神殿)のエリアへ入ることは許可されない」と通達されたとの報があった。
 隣国では「カタルに同情的な発言をした者は禁固刑に処す」という、坊主憎けりゃなんとやら、もはや気違いじみた反応が次々と出てくる現状なら、サウジ軍による越境攻撃というシナリオもあながち妄想とは言い切れない。



[PR]
# by mohtakec | 2017-06-12 18:04 | DIARY | Comments(0)

近況


d0051702_15165926.jpg
 サウジを中心とした四カ国によるカタルとの国交断絶の発表から2日が過ぎた。
 サウジから陸路で輸入されていた商品が国境閉鎖に伴って入ってこないのではという噂から、連日買いだめの客でごった返す各スーパーマーケット。
 確かに鶏肉や卵など該当諸国からの輸入が大半だった商品は棚から姿を消しているかのように見えるが、実際には客が大量に買い占めるために商品の陳列が間に合わないだけという場合が殆どだ。

 ただ、来週以降はどうなるか判らない。正直不安は募る。
 一方で、この地域の変わり身の速さを目の当たりにしてきた身としては、数日後には何事もなかったかのように元の鞘に収まっているのでは?という楽観的希望も持ち合わせている。

 この世界に、確実なことなど何一つないのだなと改めて思う。

[PR]
# by mohtakec | 2017-06-07 15:22 | DIARY | Comments(0)

独り言


d0051702_13220009.jpg
 ネットが普及して、世界中の情報を簡単に手に入れられる時代を迎えた。
 あまりに容易く知識が得られるせいだろうか、聞きかじっただけで「理解した」と思い込んでいる人が増えたように感じる。

 何かについて「知っている」ということと「理解している」ということとの間には、途方も無い隔たりが存在する。
 その何かが「特定の集団や繋がりの輪の中において知識とされているもの」だった場合、その外側にいる人間がいくら情報を取り込んでも、理解という領域に達することはあり得ない。もし本人がそうだと口にするのなら、それは単なる思い込みだ。

 

[PR]
# by mohtakec | 2017-05-25 13:28 | ANYTHING ELSE | Comments(0)

ストラップあれこれ


d0051702_13053209.jpg
 
 いつもストラップ選びには悩む。
 撫で肩なせいか、オシャレな細身のものはずり落ちるので使えない。
 幅広のものはバッグの中で場所をとる。

 そこに加えて仕事で動画も抑える必要が出てきて、ササッと取り外しができることという条件が加わってしまった。
 そこで使いやすいと評判のピークデザインのストラップを導入することに。
 ストラップが一体になったものは滑りやすそうな気がしたのと、手持ちのストラップを生かしたかったこともあって、アタッチメント部分だけのアンカータイプを購入した。

 装着して二週間ほど使ってみた感想としては「確かに着脱は楽ちん」。強度もあって、やや重めのフジの赤バッジなズームレンズを付けていても不安は全くない。
 ただ、自分の場合は移動時は片方の肩に掛け、撮影時にはストラップを手首に巻き付け、右手でグリップ部分を握ったまま保持するスタイル。
 これだとやや大きいアンカー部分がカメラ本体にカチャカチャと当たって、静かな記者会見場などでは耳障りだ。
 常に首から掛けているのなら問題にならないのだが、大きなクリップオンストロボも装着した状態のカメラでは取り回しが難しい。

 もう一つ気になったのは、ストラップ金具への取り付け。紐の系が太いためにカメラのストラップ金具に直接通すことができない。三角カンや二重丸カンを使って装着する必要があるのだが、そうすると支点が増えてしまって落ち着かない。

 このストラップは、一眼(レフ)カメラなどを動画主体で使用する前提で、必要に応じてストラップを装着するという使い方には合っていると思うが、自分の撮影スタイルにはやや不向きだったようだ。



Peak Design アンカーリンクス AL-2

[PR]
# by mohtakec | 2017-05-21 13:20 | PHOTOGRAPHY | Comments(0)